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インドラーニーとチャンダラ シンガポール出身の元ヒンズー教徒(上)

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説明: ヒンズー教徒の女性がスワーミ(ヒンズー教導師)の敬虔な助手と結婚しますが、悟りのため他宗教に目を向けます。

  • より ムニーラ・アル=イドロス(インタビュアー)
  • 掲載日時 26 May 2014
  • 編集日時 26 May 2014
  • プリント数: 39
  • 観覧数: 6294 (日平均: 3)
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  • コメント日時: 0

ニシャーニー(旧名インドラーニー)と彼女の夫ラフィーク(旧名チャンダラ)が、ムニーラ・アル=イドロスにイスラームを受け入れるまでの経緯を語ります。

インドラーニーは彼女の父が亡くなったとき、まだ6歳でした。彼女の母は、5人の小さな子供たちと共に未亡人となってしまったことを不公平だと感じ、神への祈りを捧げることを止めてしまいました。インドラーニーと彼女の兄妹はヒンズー教徒として育ちました。彼らの家には多くのヒンズー教徒の家庭にあるような、神壇や神々の肖像画などがありませんでした。

インドラーニーが10歳の頃、彼女は神への愛情を示し始めました。彼女はヒンズー教の神々や女神が描かれた絵を集め、家で崇拝しました。彼女は祈りの必要性を感じ、自分の家が他のヒンズー教徒の家庭のような宗教儀礼を殆ど行わないことを奇妙に感じていました。

インドラーニーは10代になると、週に2回は寺院に通うようになります。ヒンズー教への興味を急速に強く持ち始めた彼女は、友達にも一緒に寺院に行くよう勧めました。

彼女はバジャナイ(祈祷・歌唱)活動に参加し、数年間、ペルマル寺院のアヤパン・グループの委員会のメンバーになりました。

ある日、インドラーニーは重い病気にかかりました。彼女は複数の医師から診断を受けましたが、何も異常はないことを告げられました。しかし、彼女の病は良くなりませんでした。悪霊に取り憑かれたことを疑った彼女は、スワーミ(ヒンズー教導師)にお祓いをしてもらうことにしました。スワーミとその助手が彼女を訪れました。その助手はチャンダラといい、彼はインドラーニーが通う寺院の宗教儀礼に携わり、彼女とその友達のマレーシアへの宗教旅行を組織した人物でもありました。

インドラーニーは、スワーミを手伝うその若者がみせた知識にとても感銘しました。

その訪問の後、チャンダラは彼のお気に入りの女神カーリーアンマから、インドラーニーを妻として娶るよう告げられる夢を見ました。説得の後、彼の家族はインドラーニーに求婚しました。インドラーニーと彼女の家族にとって、結婚の申し出は嬉しい驚きでした。インドラーニーは、経験なヒンズー教徒と結婚するという彼女の夢が叶うことが信じられませんでした。

インドラーニーと違い、チャンダラは経験なヒンズー教徒の家庭で育ちました。それに加え、チャンダラは家族の中でも最も経験な人物でした。彼はたびたびトランス状態に入り、神々を称賛するマントラを唱えました。それは、神々に取り憑かれ、彼を通して神々が言葉を発するものだと見なされていました。ヒンズー教において、神々から取り憑かれることは名誉あることなのです。

チャンダラや他のグループメンバーたちは、スワーミの教えを聞くためによく集まりました。また彼らは人々の家や身体から悪霊を追い払うため、よく他人の家を訪問しました。こうしてチャンダラはスワーミの助手として任命されたのです。

インドラーニーはトランス状態に入ったことはありませんでしたが、チャンダラが象神であるヴィヤナガーによって取り憑かれた(とされる)のを見たことがあります。チャンダラは象と全く同じように振る舞い、象の食べる果実を食べました。

トランス状態のとき、チャンダラは人々の訪問を受け、問題解決の相談を受けました。彼を訪れた人々は、彼を「神」と見なし、彼の前にひれ伏しました。チャンダラによって祝福を受けるため、額にヴィブーティ(聖灰)を塗られた人物が連れてこられていました。

これらのことにも関わらず、チャンダラは不満を感じていました。彼は自分の人生のどこかが狂っていることを直感していました。彼は光を見ることが出来ず、彼の道が闇によって常に塞がれていると感じていました。彼は光に到達するためにその闇を取り払いたいと望みました。彼は3,360ものヒンズー教の神々のうちのいくつかに祈りを捧げていました。

彼は混乱すると、図書館を訪れヒンズー教のことをより詳しく調べていました。彼は長老たちからも学んでいましたが、まだより多くのことを知らねばならないと感じていました。多くのヒンズー教の聖職者たちは、知識のすべてを伝達することを望みませんでした。彼らにとって知識とは収入源のようなものであり、それが減ることを望まなかったのです。

それらの書物の大半はサンスクリット語であるため、ヒンズー教について独学することは困難でした。チャンダラは、彼の探究心を満たすような聖典を見つけ出すことが出来ませんでした。それらすべては異なる著者によるもので、それぞれはヒンズー教の起源について異なる見解を示します。バガヴァッド・ギーター(ヴィシュヌ神をより強調する書物)、ラーマーヤナ、マハーバーラタでさえ、非常に限られています。これらの聖典は、善行や神々への礼拝を促す、文学書のような側面を持ちます。何より、それらの神々はアディ・パラシャクティという女神なのです。彼女が全宇宙を支配すると言われています。ヒンズー教の本質とは、良き輪廻を得られるように努力すること、また半神を通して神に崇拝・礼拝することなのです。

悟りへの探求において、チャンダラはシンガポールのトア・パヨーでキリスト教伝道師と出会います。彼は悟りを期待し、キリスト教徒と関わることになります。しかし人々の教会における態度を主な原因として、彼はキリスト教を好きにはなれませんでした。そこでは、若い男女が無作法に振舞っていました。キリスト教は彼が探し求めていたものではなく、彼はそこから退きました。

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