ダイアン・チャールズ・ブレスリン(元カトリック教徒、アメリカ合衆国) (パート3 /3)

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説明: ダイアンが、彼女のイスラームへの帰依 、 新しい人生、そしてアメリカへの祈りについて語る。

  • より ダイアン チャール
  • 掲載日時 05 Dec 2009
  • 編集日時 06 Dec 2009
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イスラームへの私の旅

私がムスリムになりたい、と宣言が出来るようになる前に、クルアーンの勉強と探求には丸3年かかりました。服装や習慣、日常化していたデートや飲酒などの習慣が変化するのを恐れていたのは確かです。音楽とダンスは私の人生の大きな部分を占めていましたし、ビキニやミニスカートは当然のことでした。この当時私の地域でムスリムに会う機会はなく、車で一時間ほどの所にあった当時その州唯一のモスクに、かろうじて英語の話せる数人のムスリム移民がいただけでした。私は自分が考えているものを見に行ってみようと金曜礼拝を訪れたりしましたが、そのような時にはスパイなのではないかというような疑念の視線を受けたものです。これはかつて、そして未だにある種の事情のために多くのイスラームの集りで感じるものです。そこには私を助けてくれるアメリカ人ムスリムは一人もおらず、前述した通り移民の人々は皆、かなりよそよそしいかったのでした。

私の人生のこのような局面において、私の父は癌で亡くなりました。私は彼のベッドのそばで文字通り、死の天使が彼の魂を引き抜いたのを目にしました。彼は恐怖の虜となり、涙がその頬を伝って落ちました。彼と母の両方にとっての贅沢な暮らし、ヨット、カントリークラブ、高価な車などの全ては利子所得の結果でしたが、今や全てが終わってしまったのです。

まだ時間はありましたが、私は突然、イスラームに早く入信したい、そして自分の生き方を変えたいという欲望を感じました。そして人生が良いものであるために信仰するように育てられたことについて、闇雲に探し続けたくはありませんでした。その後まもなく私はエジプトを訪れ、アラビア語の言語の奇跡と、明確な真実の発見−神は唯一の御方であられ、自存され、御産みなさらないし、御生れになられたのではなく、かれに比べ得る何者もないこと−を通し、長くゆったりした旅をすることになったのです。

また、私をその宗教に最もひきつけたのは、人類間の平等の概念でした。預言者ムハンマド(彼に神のご慈悲と祝福がありますように)は、人々は櫛の歯のようである−つまり皆平等であり、最良の者とは最も敬虔な者である、と言われました。クルアーンでは、最良の者は、最も敬虔な者であると教わっています。敬虔さは、神のみへの恐れと愛を伴います。しかし実際に敬虔になる前に、神が誰であるのかを学ばなければなりません。そして神を知り、神を愛するのです。私は、アラビア語で啓示されたアッラーの御言葉を読むためにアラビア語を習い始めました。

クルアーンを学ぶことは、私の人生におけるあらゆる側面を変えました。車や洋服や旅行など以前私が追求していた現世的贅沢品は、もはや私を無駄な欲望の巣に引き込んだりは出来ないのです。私は信者としてのよい生活をとても楽しんでいました;が、ムスリムたちが言う通り、それはもはや私の心に深くとどまることなく、ただ手近な場所にあるだけでした。私はかつての友人や親戚を失うことを恐れませんでした。もし神が、彼らを近づけることを選ばれるのならそうなるのでしょうが、私は神が多くも少なくもなく、私にちょうど必要なものをお与えになられることを知っていました。私は、神−いつも知っていたけれど、その名を知らなかった唯一無二のお方−の保護下にいて安全だったので、もう不安や悲しみ、また過ぎ去ったことへの後悔もなどは感じていませんでした。

アメリカへの祈り

私は全能の神に、全てのアメリカ人が簡潔な方法で、唯一の神の言葉を受け取る機会を許されることを祈ります...アメリカ人のほとんどが、本当に正しいイスラーム神学について知らされてはいません。大抵の場合重きが置かれるのは、人の行為に焦点がを当てる政治です。しかし今や私たちを暗闇から光へと導き出すために到来した、全ての預言者達の行為に注意を向ける時が来たのです。沈滞状態にあるアメリカに暗闇が蔓延り、そこに病気が広がっているのは疑う余地もないことです。しかし真実の光は、人がイスラームの道に従うことを選ぶか選ばないかに関わらず、私たち全てに提供されます。そしてこれを阻止すること、あるいは他人がそれに従うことを妨げるようなことは、更なる不幸へと導くことでしょう。私は自分の国の健康な未来をとても懸念しています。そしてイスラームについての更なる学習は、私の希望が叶えられる機会を高めることであることについて確信しています。

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